出発

とまあ、そんな不満もぶちまけながら出発。しかし、人が多い。これほどまでに人の多い山は初めてである。さすがは富士山といったところか。少し下って登山口に入る。しかし、もう・・・団子状態。それをいいことにゆっくりと進む。最近ほとんど運動していなかったのに、なかなか順調な滑り出しであった。そして、あまりきつくならないうちに六合目に到着。七合目の光がすでに見え目標があり、元気も出る。しかし、道のりはずっとだらだらの登り。おまけにざれている(下が砂利)のでよく足をとられる。途中で水休憩を何度かとって無事七合目。ここにも人がめちゃくちゃいる。どうもツアーが4〜5組ぐらい混じっている模様。おそらくこんな光景が毎日続いているのだろうなと思いつつ、軽く休憩。メンバーの一人M氏の体調がどうも優れないらしく、いたわりながらの登山となる。

しばらく行くと、あまりに人が多いので隊がばらばらになってしまった。途中でメンバーは休憩を取っていたらしいのだが、俺は夜のこともあってかそれに気づかず、前へ進みそのまま単独行となってしまう。しばらくしてsasuke氏から電話。やり取りの末八合目で会おうということになる。道中貧血気味になることも何度かあったが、ツアー客のペースが遅くそれに乗っかって移動しているために、ゆっくりと進むことができ、なんとかなる。