そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

レバノン・イスラーイール・アムリーキー

昨日はسلامと飲んで2時前にうちに二人で帰ってきた。そのままおやすミキティ。起きたら11時半。سلامのメイル着音で起こされた。課題をやるためにPCを起動させる。ただ、このPC前にも書いたとおり起動にかかる時間40分なり。その間昨日のバーで余って持って帰ってきたピスタチオを食べ、2人でトークしながら待つ。きっちり40分ほどかかってようやくPC起動完了。今日の17時までに最終レポートを提出しなければならないために、そろそろ気合を入れて始めねば。ただ、頭が冴えていたのか快調なペイスで進む。14時半ぐらいにسلامが帰ったのだがそれまでにかなりの速度で進んだ。これなら余裕余裕。عبد الكريم、ديمةなどとメッセをしながら余裕ぶっこいて課題をやっていたら、提出は出発ギリギリの16:10までかかってしまった。慌ててعبد الكريمにレラ。結局2人が会えたのは17:25。速攻で地下鉄に乗って戸塚へ。今日はレバノンへのイスラエル侵攻に対してのシンポジウムが御茶ノ水明治大学のキャンパスであるらしく、まあ今年3月レバノンに行った身としてはどうしても聞いておきたい問題だった。

戸塚でJRに乗り換え。そこで偶然مصطفىと会う。مصطفىもシンポジウムに行くとは前から聞いていたが、用事があるらしく現地で会おうといっていた。でも、ここで会うとは。3人になって御茶ノ水へ。御茶ノ水でسلامとも合流。4人で会場に行く。シンポジウムのタイトルは「イスラエルの対レバノン攻撃をめぐって」。途中でレバノン大学の先生が話をする。レバノン的にはもうそれは感情レベルの問題なんだろうと思えた。どちらかというとレバノンの被害報告とイスラエルの非難に終始した気がする。普段から私はアラブサイドに立った態度を取っているが、今日は珍しく「イスラエルの欠席裁判の中でこんなことをやって意味があるのか」とさえ考えてしまった。パネリストの中には『日本外交は今回無視を決め込んでいるが、これは大失策だ』という方もいてこれは確かにそうだなと思った。何らかの回答(ここでは、アラブよりの回答を求められているに違いない)を出していないというのは失策だと思う。ただ、最後このレバノン人の先生に「ヒズボラ側ももともと軍事行動への準備をしていたんじゃないか」と一般人から突っ込みがあったのだが、それに関しては先生、一言も答えずただ、レバノンの被害を声を荒げて言っただけだったのはいささかガッカリ。やっぱり感情的には相容れないところがあるのだろう。そして、一番怖かったのは――予想はしていたが――「次のアメリカのターゲットはシリアとイランだ」と聞いたときであった。正直な話、怖くて、想像だにしたくない。

しかし終わってハラーム全開のとんこつラーメンを食いに行くところもまた、我々なのである。キムチをいれ、にんにくを大量にぶっこんだラーメンを食って・・・(続く)