そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

08/08/18 1日目

 8時起床。さらっと片付けて家を出る。無事にこの家に戻って来れるだろうか。まずは戸塚経由で東京へ。都心でいろいろやることがある。この旅最初の消費は戸塚駅で買ったカルピス(130円)。東京へ出て、手持ちの青春18の3回分を6,000円で売りつける。そのあと、八重洲ブックセンターで本を3冊購入。けっこうまじめな本揃い。上野へ出てQBハウスで決意の3ミリ刈り。上野からはスカイライナーで空港第2ビルへ。


湘南台(横浜市営地下鉄)戸塚
戸塚(JR東日本)東京
東京(JR東日本)上野
上野(京成スカイライナー)空港第2ビル


 手持ちの円をドルに替える。900$用意するのに101,997円って結構かかり過ぎだろ。ともあれ、空港内。今回利用のイランエアーのカウンターはエスカー目の前だった。列は長い。が、パッカーっぽい人はいない。大体が家族連れ、あとはビジネスマンもちらほら。家族連れといっても観光ではなくイラン人家族の帰国っぽい。
 ここで、今回の旅で最もお世話になった方と出会う。そんな家族の方々を見ていると、ある方から荷物の重量を肩代わりしてもらえないか、と尋ねられた。航空便の持ち込み重量では、今までさんざん苦労してきたし(シリアに行ったときも、アラブ人を見送るときも)、この時のザックの重量は7kgだったので、快く引き受けた。まあ、後からそれが麻薬だったらどうするんだと言われたけれど……
 成り行きでこの旅の話をして、テヘラン着いてからの宿が無いなんて話をすると、「じゃあ、うちに泊まっていけば?」という提案を。びっくりするやらうれしいやら。しかも、社交辞令でもなく本当にそうなってしまった。実は成田→テヘランのイランエアー、テヘランの到着が23:25なのだ。最悪、夜明けまで空港で待つことを覚悟していただけに、この提案は心底うれしかった。お言葉に甘えることに。
 この家族の方、ご主人はイラン人で奥さんは日本人。後でわかったことだけれど、テヘランにはそんな家族が結構いるらしく、イランエアーの中でも2組の家族に出会った。偶然の出会いに感謝して、軽い昼食を摂る。いつもは豚か蕎麦かと決めているけれど、今回は手頃なところでたこ焼きをチョイス。さすがにビールは控えておいた。ここで、何人かにレラ。結構囃される。もとい、励まされる。


 出国審査は早い。最後に冷コーを飲みつつレラをもう一本。この時、アラル海に行けと言われなかったら、きっと行かなかっただろうなあ。俄然アラル海に行く気になり、搭乗を待っていたら、トラブルの関係で30分遅れ。その間高校野球を見ていた。
 搭乗。機材はボーイング747SR。大きい飛行機、とのことだったけれど、想像以上にでかかった。というか、いつものEK便の狭さは何?頭もつかえないし、座って足も伸ばせるし。これはいい。隣の席に座っていた方も日本人妻(なんでこんな誇惑の響きなんだ)とその子供。その方ともいろいろお話ししました。3時間程でインチョンに着き、ここで1時間程ストップ。いったん降りて整備を待つ。インチョンのエスカーは遅かった。
 再び搭乗する。SR、設備はぼろいのだけど、広さはEK便の比じゃねえ。機内には何にも無いけど。飯は3度出て全部なかなかうまい。そのうち眠くなってきたので仮眠。しかし、結構寝た気がするがまだウルムチ上空かよ。そのままタシケント、アシュガバートなど今回の旅の通過予定都市を飛び越える。


 現地時間23:25、ついにテヘランに到着。ここの入国審査は長いんだよ……前回以上にかかり、というか最後に通過。あの成田であった家族はイラン人扱いだから早い。あわてて荷物を持って、外へ。いよいよ着いたぞ、イラン。
 ここからは件の家族と一緒に行動。もちろん出迎えの方がいて、俺も挨拶ぐらいならアラビヤ語と変わらないので「アッサラーム・アレイクム」で返したら、かなり驚かれた。タクシーに乗ってその方の家に向かうまで種明かし。しかし、ペルシャ語はわからないのだけれど。
 それで、お宅に着いたら結構大きくてびっくり。なんだかよくわからないティーを受けつつ、北京五輪を見ていた。3:30ごろ眠気が遅れてやってきて、ようやくお開きとなった。

事由 金額
湘南台→戸塚 260Y
戸塚→東京 690Y
カルピス 130Y
青春18返金 -6000Y
リボン・ナポリン 147Y
本2冊 3339Y
東京→上野 150Y
散髪 1000Y
スカイライナー 1920Y
Micro Disk 1980Y
電池 580Y
たこやき 480Y
マイセンプレミヤカートン 2200Y
冷コー 120Y

101.997Y→900$