そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

桃花台新交通

緩過ぎ。マジ最高の新交通システム。レポートをここでしたいと思うぐらいで。


 名鉄小牧線小牧駅で下車。小牧駅は地下駅で驚いた。地下にする必要?まあ、階段を上がって改札をでる。さてピーチライナーに乗り換えようと右の出口に進むと・・・まずエスカレーター止まってた。故障中と札が置かれているのだが、いったいいつ以来故障しているのか?わき目に見て階段を上ると、上がったところにちょうど桃花台新交通小牧駅が。早速入ってみよう。で、入って「ここは桃花台新交通(ピーチライナー)小牧駅です」という標識の数・・・券売機の上に2つ、改札の上に2つ。こんなに警告する意味とは果たして。まあ、いい。切符を買おう。とりあえず、駅が暗いが気にしない。気にしちゃいけない。券売機は1000円しか受け付けないのと、小銭しか受け付けないものがある。さすが、桃花台クオリティー。切符は終点桃花台東まで250円。途中に娘。駅*1東田中があるが、今日は時間がないのでカット。300円を入れて切符を買うと・・・まず50円が一枚ころころと転がってきた。そして切符は「によ〜ん」と券売機から出てきて、そのままおつりのプール部に落ちた。えっ・・・


 普通、切符を買うと切符は出口からピッと規律よく・勢いよく出て、抜き取られるのを待つものである。だがしかし、桃花台新交通の券売機は勢いの欠片も見られないほどの切符の出方である。実写がないのが非常に残念だが、この緩さは実際に行ってみないとわからないと思われる。乗客はもちろん・・・といっては失礼か、少ない。俺だけのためにエスカレーターが動く*2。申し訳ない・・・申し訳ない。何もかもに申し訳ないと感じてしまう。さあ、いよいよ列車が来た。そして一旦降車ホームについた列車はキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!桃花台名物、円系案内軌条。くるりと回って乗車ホームへ。後ろに乗務員室がないことといい、左側に扉がないことといい、これが桃花台クオリティ。これ、車輛の発注を受けた会社は面食らったのではないだろうか?


 次の小牧原駅は名鉄との乗り換え可能駅だが、何故か案内をしない。そして、さらに驚くべきことに小牧原で乗客の1/3*3は降りた。ゴムタイヤ式の新交通システムらしく急坂、急カーブが多い。桃花台西に着くまでの登りは逆に下っていくと素晴らしい景色になるだろうなあとは思った。最後、桃花台東に着く前に制限17km・・・自転車に抜かれるというなかなかない経験を得る。で、最後に中央自動車道を飛び越えて桃花台東に到着。


 緩い鉄道に別れを告げる。桃花台東駅近くに桃花台新交通の会社があるのだが、肝心の東駅は無人。ただ、宅地は多い。住民は2〜3万人はいるのではないかと推測する。さて、そんな桃花台から名古屋・栄に出るには。


 答えは先ほどの中央高速の桃花台バス停から名古屋行きのバスに乗ることである。名古屋まで680円。大体、35分ぐらい。そりゃそっち使うって。


 でも、桃花台新交通の緩さは最高である。ぜひ、この緩さを体験してみたい方は桃花台へと足を運ぶことをお勧めする。とにかく緩い。多分ここに来ると、何もかもがどうでも良くなるようになると思います。もうすぐ無くなるので、お早めに。

*1:ハロプロメンバーの名前が入った駅をさす

*2:人間検知式のエスカレーターである

*3:とはいっても3人である。