そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

我が研究会で行なっていることその2

 この作品は、ようつべ本体でみてもらいたいのだが、ようつべの方にとりあえずコメントがあるので、中野独人としてレス。
 

 昔、有名な大学の創設者が「半学半教」と説いていました。このプログラムの内容は2週間で行うには内容が広すぎ、ピントがずれているように思います。単に後進国相手に先進国の優越感を味わっているようにしかみえません。


 続き:ちなみにシリアは北朝鮮から武器の購入をやめていません。そういったことまで学生に問題提起させているのであれば福沢諭吉先生はさぞ満足されていると思います。


mahosaitoh

 まあ、2ch風にいえば、新聞屋乙ということで。


 確かに、伝えきれなかったというのは僕らの責任かもしれないかなと。僕らも学んでいるという視点が見えにくいというのはあると思います。しかし、それくらい想像してもらいたかった。もうちょっと好意的にみられないのかなと思ってしまいました。


 こんな風に物事を割と否定的に見る人って多いと思うんですが、それでは何も生み出さないだろうと思っています。その具体的解決策を提示しなければ(たとえそれが夢物語であったとしても)、コメンテーターやジャーナリストや文屋さんと何ら変わらないんだなあと思ってしまいます。……(そういえば、テリー伊藤飯島愛の死の際、「ビジネスを実際に興すのなら実業していかなればならないから、大変だよね」って言ってましたねぇ)、このような態度で良いと思うようになってしまったのは、日本のひどい暗部だと思うんですよええ。


 あなたの言うピントがずれているというのでは、ではどの位置でピントがあっているというのでしょうか。正直に言いましょう、我々だって、年々調整しているんです。ぴったりと合うところ、近くまできましたが。あなたがいうほど、ピントは容易にあうものではありません。


 2週間で行うには内容が広すぎると言いますが、そうでしょうか。そもそも、この活動が2週間だけのものでしょうか?4'48"ぐらいからヒントが隠されているのですが、この活動で日本に来た学生は、30名。その半分がその後国費で再度日本に留学していますし、各所機関との関係はこれを機にさらに密になって、専門的研究も進む訳です。(今年、この繋がりで密になったイエメンとモロッコに初の大学院生が派遣予定)こうやって、学術交流活動というのはさらに盛んになっていく訳なのです。


 だから、この活動だけで完成するようなものだとは到底思っていませんよ。むしろ、この2週間から始まるのだと思っています。2週間で行っている訳ではないのです。さらに付け加えれば、僕らもアラビヤ語勉強してますしね。


 さて、シリアと北朝鮮の深い関係については僕らも知っています。残念ながら、ダマスカスの空港で北朝鮮の党幹部を見ましたしね。(ダッダッダダダーダダダダン)←(視聴者は見た的に)武器を買っているというのは噂でしょうが、たぶんそうでしょう。問題ではあるかもしれませんが、そこへ突っ込んでいっても今のシリアと北朝鮮の武器の問題しか解決できないですし、そもそも僕らにできることなんてあるでしょうか?問題にもできるし、非難もすることができます。しかし、我々がそれを食い止めることに腐心することと、次の代を担う人々と新しい関係を作っていくことと、どちらにより労力をかけるべきでしょうか。新しい時代を共に作っていくことを画策する、そこまでいかなくても、とりあえず協力してなんか一つのものを作ってみる。ここまで私が主張すれば、福沢先生がより実学だと思う行為は自ずからわかってくるでしょう?


 ちなみに、公式Webサイトはこちら。
慶應義塾大学SFC奥田敦研究会 ‹ ログイン

 まあ、目には目をということで、新聞好きには新聞好きをということで、神奈川新聞の記事を貼付けておきますね。
【魚拓】かながわ瓦版/学生交流深まる理解 : 神奈川新聞の連載 : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞