そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

山口温泉に行く。

まだ調布にいた時の話。



温泉に行く。温泉に行くなら温泉銭湯が豊富な山梨か。せっかく調布なのだから中央道の深大寺バス停を使いたい。深大寺から乗れるバスのうち、身延行きのバスの停留所「西八幡」から歩いて25分ぐらいの住宅地に炭酸泉の「山口温泉」なる温泉がある。車中泊wikiおすすめの温泉。


これだ。


深大寺-西八幡のバスをすぐに取る。午前のバスは一本だけだから自ずと動きが決まってしまう。昼前に西八幡に着くから温泉までの道中で昼食としよう。帰りはあえて抑えなかった。帰りもバスもよし。甲府から電車もよしだ。

ここから当日

前日はよく飲んだが無事起床。9時ぐらいにノロノロと自宅発。自宅から歩いて30分で深大寺バス停へ。もう少し遅くなりそうなら深大寺バス停までバスに乗っていくことも考えたが杞憂だった。深大寺バス停近くのファミマでedyチャージとコーヒーとする。


で、グーグルマップだとこの近くなんだけど、どこからバス乗るの?やや迷って、バス停着。思ったよりもう少し高井戸方だった。
やはり高速道路を走っていく車を動かない視点でぼんやりと見るのは不思議な光景だ。少し遅れているようで、15分前ぐらいに発車すべき河口湖行きや駒ヶ根行きが到着。そのうちプリウスがバス停に停まる。おっちゃん降りてきて、トイレどこ?との確認。本来ならバス停停車はNGなのだが、まあ、モレシャンならしゃーないわな。そして、身延行きも20分ほど遅れて到着。


日野、元八王子でそれぞれ1−2人乗車。バスは遅れたまま笹子峠を超え、釈迦堂PAへ。道はそれなりに空いているが無茶な回復運転はしないらしい。それがよい。
西八幡到着。近くにほうとう小作の店があるので行ってみた。が、土曜の昼時とあって、よく並んでいるし、混んでいる。一人で入っていくのも申し訳ないので、諦めて山口温泉方面へ歩いていくことにした。構えのいい洋食屋を発見。老夫婦2人の切り盛りする店でサーブはゆっくりだったが、何を急ぐ必要があるか。のんびり行こう。しかし、私ともう2組の客でてんてこ舞い。オーソドックスにハンバーグを頼む。最近は一丁目一番地のメニューを頼むことが増えてきた。もっとも聞き慣れないメニューのほうも気になったが。。。味は名店一歩手前ぐらいか。


ひたすら甲州盆地の変哲のない道を20分歩いていく。途中から住宅街の中に入り、本当にこっちにあるのかと思うようなところを歩いていくと本当に突然現れた。いわき市の吉野谷鉱泉に似ているな。鄙びた感は湯川の夏山温泉にも近い。住宅街の中なので、景色はないが私は泉質>景色なのでこれでよい。炭酸泉らしい、微温いがポカポカしてくるのが実に良い。いつまでもつかれそうなゆるい温泉でよし。確かに泡を感じる。
帰りは甲府行きバスの停留所までが近いようなのでそちらへ向かう。またも住宅街を抜けていき、テキパキ歩いて5分前ぐらいに到着。しかしこの道案内されてもわかんねえな。バス停前のパン屋が気になるが見合わせ。朝食べたし。途中で中央道との立体交叉をくぐっていくが、〇〇立体って交差点、やっぱり田舎感ある。甲府に着。ここの地方デパートも閉店セールか。。。本当に地方資本のデパートが消えて行くのが辛い。しかし、私は気ままな旅人だし、感傷に浸るのはおこがましいか。バスが意外に高いので、バスにするか高尾から京王にするか、散々迷って鉄道とすることにした。あと5分で発車と知り慌ててきっぷを買い、飛び乗る。ビールで締めようとしたが、指定銘柄淡麗がなく、ハイボールとする。塩山で四季島「が」待避。初鹿野であとのあずさに抜かれた。案じたとおり高尾で京王線に乗り換え。調布まで実に快適な帰宅だった。