そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

2020年度JGC取得

はじめに

本当はSFCが取りたいのに伊丹-但馬便がJALなので、強制的にJGCを目指すことになってしまった。とはいえ、JGCでもこんなに稼げる機会はまずないだろうから、この一年間を利用して思い切り稼ぐことにする。

思いついた経緯は但馬空港の利用が思った以上に便利だということがわかったことによる。
妻の実家が但馬空港からそう遠くない距離にあり、朝一に東京を発ったとして最速で行けるのが飛行機。新幹線+在来線ではプラス1〜1.5時間ほど時間がかかる。
おまけに豊岡市では但馬空港の利用に助成金を支給しており、航空券の半額を負担してくれる。これにより、例えば、ITM-TJMのウルトラ特割6960円のうち3500円を助成として受け取ることができるので、実質負担額は3460円で、これは新大阪-豊岡の運賃3,410円とほとんど変わらない。運賃である。特急料金込ではない。在住者の他、ビジネス利用、そして帰郷の際にも使えることになった。私自身は豊岡に住んだこともないのだが、家族が豊岡在住ということでそこに帰る私も、もちろん帰郷者としての特典を得られることになったのである。これが大きかった。

当初は、ITM-TJMのみで数を稼ぎ、東京-大阪の移動は新幹線を考えていた。しかし、JAL便の特割を使用するとHND-ITMでも結局11千円程度と、新幹線と変わらないぐらいの金額にしかならないことから、ここも飛行機で移動することとした。こうなると往復で4搭乗。1ヶ月に1回の帰郷だとしても計48回搭乗。余裕である。むしろ余勢を駆ってJGCプレミアさえも射程圏内にあることがわかった。80搭乗=20往復。月1.5回+αで達成できるではないか。これしかない。
前年8月からせっせと航空便を予約する。年明けに年末までの航空便をすべて抑え、計80搭乗占めて60万円ほどかかったものの、プレミアを目指せるレベルでのセットが完了した。あとは予定に従って乗り続けるだけである。

経過

1月の東京帰還から順調に積み上げ開始。2月は但馬霧のため飛ばずなどの障害もあったが、順調な滑り出しを見せ、2月末の時点で早くも14レグを積み上げており、このままプレミアを射程圏内に収めていた矢先、突然の新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言。全く身動きがとれないことになってしまった。ぎゃふん。
いつ明けるともわからない中であったが、5月のGWあたりから少しずつ改善の兆しが見えてきたことから、6月の復活を念頭に帰宅の頻度を見直し、予定よりも帰る機会を増やす、お盆や連休などやや混雑が予想される期間でも、多少の増ぐらいであれば航空便を使うなど利用回数を増やすことに努めることとし、ひとまず当面の目標としてJGC資格を得られるサファイヤ=50搭乗は、HND-TJM往復だけで積める回数は確保した。また、一応最終手段として、修行も考慮に入れておくこととする。
緊急事態宣言後はJALのサービスが戻っていくのを実感しながら、順調に数を積み上げ。7月の4連休、9月の4連休など、だいたい羽田の混雑とコロナの拡大に相関関係あるな、などと思いながらも、当人は細心の注意を払いつつ積み上げ。コロナの再拡大も懸念される中、無事に11月3日のITM-HND便の搭乗をもって50搭乗を達成することができた。
終わってみればコロナ下にも関わらず余裕を残してのゴールとなり、正直なところあっけなさも感じたものの、自分が単なる修行ではない、趣味と実益を兼ねたステータスを獲得できたことにすごく満足感を得ている。

記録

全50搭乗 うち、HND-ITM 23搭乗 ITM-TJH 25搭乗 その他 2搭乗
料金:450,090円 うち豊岡市からの助成 83,200円
実負担額:366,890円

ネットには40万前後で取ったという記録が多く、豊岡市の強力なバックアップがあったとはいえ、かなり安く上げられた方ではないだろうかと思う。

今後

来年、改めてJGCプレミアを目指すという気もないではないが、ひとまず来年はもう少しのんびりと構えてみようと思っている。
と、ここまで書いて緊急事態宣言再び。おそらく、もうJGCプレミアが取れる機会は訪れないだろうと思うが、これもまたよし。

2020高校駅伝

女子

MVP:ムッソーニ(世羅5区)※男子でも区間7位の驚異の区間
優秀選手賞:酒井(北九州市立1区)※一人で行って区間
殊勲賞:山際(世羅1区)※区間4位でまとめて優勝の足がかり
敢闘賞:中須・鳥居(神村学園3区4区)※連続区間賞で優勝が見える位置へ持っていく
技能賞:瀬川(立命館宇治4区)※残り1kmで突き放す 
ニューウェーブ賞:学法石川 ※初入賞
監督賞:該当なし
努力賞:ワングイ(興譲館2区)※21人抜き
リベンジ賞:該当なし
カムバック賞:宇都宮文星女子 ※20年ぶり
チームワーク賞:北九州市

裏ネ申:プリウスを運転していた68歳
裏MVP:該当なし
裏殊勲賞:三原(立命館宇治1区)※道中中団待機で他の有力校を足止め。酒井の区間賞をアシスト
裏敢闘賞:村松立命館宇治5区)※プリウスを見事に回避。
裏技能賞:該当なし
区間賞:板井(大分東明3区)※15人抜かれ
裏チームワーク賞:該当なし
名前賞:山下甘紅香(鳥取城北3区) ※いちご
迷実況・迷解説:小林昌平西京(4区中継所)※3校が続けて襷渡ししただけなのに、何故か特定個人を持ち上げるようなアナウンスになる。
華麗にスルー賞:ムッソーニ(世羅5区)※2区の区間記録保持者なのに有力ランナーとして上がらず
助演女優賞:シンシア(神村5区)※外国人留学生としてのプレッシャー。2位に終わり号泣

男子

MVP:コスマス(世羅3区)※ワンジルの記録を更新する区間
優秀選手賞:佐藤(洛南3区)※高校最高記録を引き寄せる快走
殊勲賞:該当なし
敢闘賞:山田(倉敷7区)※森口の記録に並ぶ区間タイ記録
技能賞:鶴川(九州学院1区)
ニューウェーブ賞:吉岡(佐久長聖4区)※1年生唯一の区間
監督賞:該当なし
努力賞:キサイサ(大分東明3区)※22人抜きで一気に入賞争いへ
リベンジ賞:鶴川(九州学院1区)大牟田 ※1区をうまく滑り出して久々の入賞
カムバック賞:該当なし
チームワーク賞:滋賀学園 ※留学生を擁して出した過去の自校記録を更新 洛南 ※高校最高記録

裏ネ申:高知中央 ※初出場なのに襷渡しに不備があり失格
裏MVP:該当なし
裏殊勲賞:該当なし
裏敢闘賞:新谷(世羅4区)※途中で足を痛めるも区間13位にまとめる
裏技能賞:木實(九州学院2区)※突っ込みすぎて残り800mで撃沈という2区あるあるを体現
区間賞:該当なし ※3区で抜かれているのは対象外
裏リベンジ賞:石田(東農大二1区)※酒井に続いて前半から飛びだすも行ききれず2年連続撃沈
裏チームワーク賞:鹿児島実業 ※4位→14位→30位 札幌山の手 ※留学生だけが順位上げる
裏監督賞:野尻(高知中央監督)※留学生にきちんと襷渡しのルールを教えておらず失格へ
名前賞:藤田アトム(那須拓陽6区)※アトムは生みの親である天馬博士に捨てられたんですよ。
迷実況・迷解説:沖縄の北山まだこの位置(3区中継所)※21位で襷渡しに対してこれはさすがに失礼
華麗にスルー賞:洛南 ※高校最高記録の樹立にしばらく気づかれない
肩透かし賞:学法石川 八千代松陰 國學院久我山 ※いずれも1区で終戦

20'都道府県対抗女子駅伝

廣中&立宇治勢無双

各賞

MVP:三原(京都5区)※95年五十嵐の記録に並ぶ快走で優勝への足掛かりを築く
優秀選手賞:廣中(長崎1区)※03年山中の記録をあっさり塗り替え、自身の成人式に華を添える
殊勲賞:村松姉妹(京都6区/7区)※連続区間賞で優勝の流れへ・新谷(東京9区)※区間2位と1分差をつけ、見せ場を作る
敢闘賞:田崎(宮崎2区)※14人抜きで区間賞・松本/山本(大分3区/8区)※中学生区間区間賞独占 大分初の区間
技能賞:廣中(長崎1区)・小海(宮城4区)※世代の区間賞者が共に貫禄を見せる
ニューウェーブ賞:田崎(岐阜2区)
監督賞:
努力賞:鈴木(秋田1区)※大学生代表として堂々区間4位・細田(長野9区)※新谷の胸を借りて区間2位
リベンジ賞:筒井(群馬9区)※順位をあげて入賞圏内へ。クイーンズの凡走を挽回
カムバック賞
チームワーク賞:東京 ※新谷まで好位置でつないで過去最高順位 長野 ※昨年の台風19号を払拭&来週の男子駅伝につながる過去最高順位

ネ申:
裏MVP:ワコール勢(京都1区2区4区9区)※立宇治勢の大逆転劇をアシスト&何とか逃げ切り
裏殊勲賞:荘司(愛知1区)※連覇への道を開始20分で消し去る区間28位
裏敢闘賞:菅田(東京2区)※1区の遅れを見事に挽回してアンカーまでの見せ場を作る
裏技能賞:大森(大阪1区)※4.5km地点19番手からの巻き返し 高松(大阪2区)※名城のエースが11人抜かれ
区間賞:上村(岐阜2区)※15人抜かれ 
裏チームワーク賞:大分 ※中学生2人が区間賞を取るも、ほかは撃沈
裏リベンジ賞:田中(兵庫1区)※廣中と区間がバッティングしてまたも区間賞取れず
裏監督賞:
ファンタジスタ(笑):安藤(京都1区)※廣中に競りかけて大撃沈
名前賞:星野(群馬5区)※「ルル」、なお惨状どころか区間4位でまとめて再浮上の流れに乗せる 板井(大分7区)「いたいかな」、区間44位と痛かった。
迷実況・迷解説:「随分順位を落としていますね」※長谷川(京都2区)に対して。別に順位は落としていない 「思った順位で来ていない」※三原(京都5区)に対して小林祐梨子 的確過ぎ。
華麗にスルー賞:愛知 ※連覇がかかっているのに途中まで誰も話題にせず 三原(京都5区)※区間タイ記録なのに中継所まで注目されず
迷紹介賞:安藤(京都1区、MGC8位と紹介されるが、9人中の8位)
天国と地獄賞:和田/高松(長野2区/大阪2区)※名城の先輩後輩がほぼ同タイムでたすきを受け取り、区間5位と区間29位に
ハーフランナー対決:高松/真也加(大阪2区/鳥取2区)マクセル・ムセンビ娘VSステファン・マヤカ(盛山玲世)娘 ※かろうじて高松の勝利
主演女優賞:
助演女優賞:筒井(群馬9区)※自身のゴールシーンとともに写真を取る 安藤(京都1区)※アイツ速すぎやろ・・・

今年の記録と来年の目標(主に旅行系で)

概要

今年、いつどの温泉に行ったかをまとめる。備忘録。が、もうすでに結構抜けがある。

本文

記録

1/4 祖谷温泉(徳島県
1/5 頓原天然炭酸温泉ラムネ銀泉(島根県
2/10 草木温泉(兵庫県
6/8 山口温泉(山梨県
8/3 越後湯沢温泉新潟県
9/5〜9/8 滑川温泉・姥湯温泉山形県
9/20 花の里温泉(大阪府
10/22 花山温泉和歌山県
12/15 中野寿湯温泉(東京都)

空白の4ヶ月が2回あるが本当に謎。どこか行ってただろうか。本当に記憶がない。多分、生活を掴むのに腐心してた頃。温泉に行くなど、まるで余裕がなかったように思うし、自宅近くの銭湯には結構行ってたけど、とにかくお金がまるで捻出できなかった。GWはずっと自宅にいたしなあ。

来年

ちゃんと記録をつける。


今のところ、すでに決まっている企画としては「めざせJGC」これは改めて記録を書くけど、多分達成してから。来年はもう少し余裕を持った生活にしたいなあと思いつつも、だいぶリズムはつかめてきたので、思った以上に何かとできるのでは、と思っている。

19' クイーンズ駅伝

アップしていなかったのでアップする

各賞

MVP:廣中(JP1区)
優秀選手賞:三宅(天満屋5区)
殊勲賞:大西(JP5区)・吉本(ダイハツ6区)
敢闘賞:堀(パナ3区)・細田ダイハツ5区)
技能賞:鈴木(JP3区)・山ノ内(京セラ2区、さすがの区間賞)
ニューウェーブ賞:JPのルーキーズ、萩谷(エディオン1区)、川口(パナ6区)
監督賞:該当なし
努力賞:佐藤(積水5区)・前田(天満屋3区)※ともにチームを押し上げる力走 萩原(豊田1区、転倒しても区間7位)
リベンジ賞:三井海上(棄権からの復活)
カムバック賞三井海上(シード復活)・吉本(ダイハツ6区)
チームワーク賞:JP(廣中の貯金を守りきり)

裏ネ申:コース(また転倒)
裏MVP:宇都宮(JP6区、49秒差をトラック勝負に持ち込まれて後輩に世話を焼かせる)
裏敢闘賞:日高(RH3区、撃沈しシード圏外に)
裏殊勲賞:森(パナ2区)・谷口(天満屋2区)※ともに2区で撃沈しチームを優勝圏外へ飛ばす
裏技能賞:Dメリッサ(資生堂4区、世陸豪代表が凡走)5区全員(シード獲得チームはすべて区間8位以内と明暗)
区間賞:Pカムル(RH4区、Zフーサン(デンソー)と同タイムの区間賞なのに放送では紹介されず)
裏チームワーク賞:ヤマダ電機(一度もシード権に絡まないシードチーム、シードチームで唯一シード圏外に落ちたシードチーム)
裏リベンジ賞:エディオンヤマダ電機に勝利。ただし両方シードは取れず)
裏監督賞:小出義雄
ファンタジスタ(笑):和久(UE5区、ワクワクする走りできず)
名前賞:林田みさき(豊田2区、九電工3区)
迷実況・迷解説:ダイハツ下田平と細田を間違え続けたバイク
華麗にスルー賞:
肩透かし賞:UE(ユニフォームが黒いので喪章が見えず)
主演女優賞:渡邉(パナ1区、レース後に号泣)
助演女優賞:廣中母(残り1kmで目立つ応援)鈴木(宇都宮の走りを見て「あいつ大丈夫か?」)猿見田(UE1区、選手紹介でパチを真似る)

田んぼ is My Lifeを関西弁にしてしまった。

別にどこに行った話でもないけれども、勢いで作ってしまったのでとりあえず投稿。



イバラッパーことイバラキング氏の茨城弁ラップが好きで、いろいろ聞いたりしている。一般的には「夜ふかし」で取り上げられた、「茨城最下位もう一回ver.2」が有名だったりするが、個人的にはニッチに地域を掘り下げる「鹿行のテーマ」「つくばみらい行ってみたい」「坂東」であったり、「あほよー」の主旋律のアーバン感のかっこよさと茨城弁のギャップ、として歌詞の切なさとか最高に好き。
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で、その中に「田んぼ is My Life」という、米もやってる農家の一日と田植え、稲刈りを取り上げ、水田のある風景をこれまた茨城弁で歌い上げる名曲があるのだが、どういうわけだがこれをNMB48が茨城弁のまま歌ってみた動画をアップしていた。
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上がネイティブ(イバラキング氏)下がNMB48



これはひどい


もちろん「茨城弁」は板についてない。それに必死で付いていこうとしてるので音程もマジでない。「歌ってみた」にしてもただただサムイ。
関西人が所詮合わせようと思っても突然標準語圏の人々がエセ関西弁を使いだしたかのような違和感しか無い。
せめて関西弁ver.にするとかそういう努力さえないのかよ。。。と思った次第。


勢い余って「田んぼ is My Life」を関西弁にしてしまった。せっかく作ってしまったので掲載することにした。
なお、私の関西弁環境は18歳まで京都在住。13歳から18歳まで大阪の中高に通学、24歳からは滋賀県在住。27歳に但馬出身の女性と結婚したので、少しキメラであり、ご了承下さい。
※もともとの歌詞はイバラキング氏のblogをご覧ください。
NMB48がイバラッパー「田んぼ is My Life」をカバー | 茨城王 -イバラキング

「おー、早いなあ 今日はどないしたん? あー、ほうか、ほなよかったわ しらんけど」



ワンコと行くで 朝からばあちゃん 田んぼに 散歩や 小一時間
ウチのオトンも ぶらぶら田んぼへ 行かん日あれへん ええんちゃう
チャリンコ のんなら スマホは出さんと つっこんでまうで なあ ニイチャン
あそこの ぼんの 軽トラ ないで 茶しばくん まだ はやいなあ
乾いた田んぼに 水やったんなら いよいよきたで このシーズン
いくつになっても 理屈やないねん テンション上がんの No Reason
連休なったら みんなで田植えや 風物詩やって 野良ウィーク
ひぃくれたんなら 一杯どやねん 風呂浴びたんなら 生ビール



田んぼ is my life  田んぼ以外一切ない
冴えへんコンビニさえあれへん けど変わらへんウチのスタートライン
田んぼ is my love  遠くに見えんで スカイライン
伝えたい この景色残したい かけがえのないウチのホームグラウンド



まだまだ暑いが 刈らなあかんな ぼちぼち行こか ゴーサイン
いごかすカタピラ 握った手のひら 伝わるヴァイブス コンバイン
雨来るらしいで ちゃっちゃとやろか お日さんたのむで サンシャイン
今年もめちゃめちゃ ナイスなライスや 好きやで田んぼ You’re mine



田んぼ is my life  田んぼ以外一切ない
冴えへんコンビニさえあれへん けど変わらへんウチのスタートライン
田んぼ is my love  遠くに見えんで スカイライン
伝えたい この景色残したい かけがえのないウチのホームグラウンド



田んぼ is my life  田んぼ以外一切ない
冴えへんコンビニさえあれへん けど変わらへんウチのスタートライン
田んぼ is my love  遠くに見えんで スカイライン
伝えたい この景色残したい かけがえのないウチのホームグラウンド



ワンコと行くで 朝からばあちゃん 田んぼに 散歩や 小一時間
ウチのオトンも ぶらぶら田んぼへ 行かん日あれへん ええんちゃう
チャリンコ のんなら スマホは出さんと つっこんでまうで なあ ニイチャン
あそこの ぼんの 軽トラ ないで 茶しばくん まだ はやいなあ

より関西弁っぽく歌うならイントネーションを名詞は後ろに持ってくること(ex.「たんぼ」(「ぼ」にアクセント)、)と、語尾「い」をはっきり言うこと。これだけで随分関西弁感がある。

極めて快適な引っ越し

引っ越したい

4月に仕事の都合で東京に行くことになった。まあ、東京住み自体は2回目で勝手はわかっていたし、住むところも前と同じく調布にして、土地勘もある土地で何ら困ったことのない生活を始めようと思っていた。ところが、住んでみて2ヶ月、どうもうまくない。理由は大きく3つあって、1つは単身赴任としたこと。前回は奥さんと2人で生活(しかも新婚生活だぞワハハ)していたから、通勤距離もさほど気にならなかったし、むしろ少しだけ都心から離れた土地で、2人で充実した生活を送れていた。しかし、今回は単身だから、逆に通勤距離が苦痛になった。端的に言えばなんでわざわざ調布に帰らねばならんのだと思ったのである。次に家賃が5倍になったこと。実は前の住まいと全く同じ社宅に住むことにしたのだが、この間に社宅がリフォームしていて、ボロくてクソ安い団地からきれいで高いマンションへと生まれ変わってしまっていたのである。前の家賃が圧倒的に安く、今の家賃は周りに比べて同じぐらいになってしまっただけなのだが、それでも何らメリットが無くなってしまった。もちろん、築浅できれいなことはきれいなのだが、平日はもちろん、休日も出かけることが多いので、きれいな家である必要があまりないのである。


そして何より嫌だったのはキッチンがミニキッチンだったことである。私の生活スタイルは日曜日に1週間分の弁当のおかずと晩飯をまとめて作る。つまり、週に1回だが一般家庭レベルの炊事をするのだが、これがミニキッチンでは何しろ都合が悪かった。4〜5品のメニューを次々作る、すると置き場も流しもすぐにいっぱいになる。洗いながらの作業になるが、狭いのでやれ洗剤が飛んだり、やれ油がはねてきたり、これがしょっちゅうだ。できたものはそこかしこに置いて、炊飯器は居間で、などとやっているととても効率が悪かったのである。
そんなこんなで考えれば考えるほど、(別にこの家で暮らす必要なくないか)と思うようになり、引っ越して1ヶ月後ぐらいには早くも次の引越し先を検討していた。そして考えるうちに、もっと都心に近い街に住もうと思うようになった。いや、最初は調布で引越し先を考えていたのだが、思った以上に周りの物件も安くないのと、都心に近づいたところでそう高くもならないので、思い切って23区に出てやろうと思ったのである。
しかし、自己都合解約は2ヶ月前までに申し出となっているから、引っ越せるのは早くて2ヶ月後だった。(こういうところも嫌だったのだ。)とはいえ、解約が遅れても引っ越せるのがより遅くなるだけだから、まずは解約を申し出て、あとのことはそれからでも十分間に合うのではないか。そうだ。ならば思い立ったが吉日で、6月には私は今の家の解約を申し出ていた。

準備は1ヶ月以上前から

引っ越すと決めた以上、新しい住居の確保が必要となる。案じたとおり最初は調布で探していたのだけれど、今の家賃とさほど変わらないことから、さらに都心を検討することにした。住むなら始発駅、そしてなるべく乗り継ぎの少ない駅、引っ越しの便を考えて東京の西側、さらに最寄りターミナルは新宿でと考えると、自ずと場所は絞れてきた。(余談だが、ターミナルとしては新宿が一番マシだと思っている。大学が小田急沿いだったのでまだ馴染みのある土地だし、池袋ほどボッタクリが少なく、渋谷ほどガキはいない。割と悪くない街なのだ。)
ターゲットを丸ノ内線京王線の始発電車の出る駅に絞って、その周辺の不動産屋を何軒か回った。土日2日間を使って、さらにその前からメールでのやり取りを行うなど、これはこれで一本エントリが書けるレベルの話なのだけれど、その話はまたどこかで書くとして結果だけを報告すると、方南町にギリギリ残っていたような物件があり、ここに潜り込むことにした。家賃が調布より2万円以上ダウン、それでいて不便になったところはユニットバスぐらい。非常に勝手が良かった。西向きの家で暑いのだけが気がかりだが、エアコンもついているし問題はない。何よりこの利便性でこの家賃はありがたい。


引越し先が無事決まり、引っ越しの方法を検討した。ここも結論だけ書くと、冷蔵庫を家財宅急便に託し、あとは荷詰め、運搬を自力でレンタカーを借りてやることにした。そもそも大きな家財は冷蔵庫ぐらいしかなかった。洗濯機は持ってないし、ベッドとエアコンは備え付けだ。厳しかったらダンボールの類は普通宅急便で送れば良い。冷蔵庫の運搬料7000円とレンタカー3000円、これで輸送手段も確保した。

念入りなイメトレ

社会人の引っ越しは慌ただしい。ましてや単身の自力引っ越しだから、頼れるのは自分だけだ。おまけに土曜日に解約と入居をまとめてしまって、家財宅急便の搬出とレンタカーの借受・返却、新居の用事で当日は分刻みの行動が必要になる。何時に何をするか、どう動かすか念入りなイメトレを行った。
1週間前から荷造りを開始。スーツケース、アタックザック、ダンボールにガンガン詰める。これらは全部4月の引っ越しのときも活用した奴らだ。
引越の手引き的なものも大いに参考にした。前日できる限り荷詰め。冷蔵庫のスイッチ切。当日に詰めるものは最低限、できれば掃除だけで済むようにした。
家財宅急便の時間次第で午前の動きが大きく変わるところだったが、空気を読んで10時前に冷蔵庫の運び出しが完了。ありがたい。簡単な掃除まで含めて午前中で無事終了することができた。あとはカーを借りてきて詰め込むだけである。お昼は自宅とレンタカー店の間にあるなか卯とした。そのままニッサンレンタカーへ行きマーチ借り受ける。特にMARCHにした理由はない。軽自動車と同価格帯で一番マシそうだったからだ。実際乗ってみると意外に小さい。困ったことはとにかく発進加速が強い。愛車ベルランゴはディーゼル車で、体感もディーゼルカーの加速度であるのに対して、MARCHは阪神ジェットカーもかくもはやという加速度だ。怖い。というかこんな加速度だから事故が起こるんだよクソめ。と思いながら車を駆って戻る。案じたとおりMARCHは小さかったのだけれど、助手席までいっぱいいっぱい使って何とか詰め終える。駐禁スペースだったのでダッシュで荷物出しと詰め。ゴミを投棄したら管理人いたので、そのまま現状確認。見た目、結構汚れていたり、ピックアップ忘れしていたものがあったが、特に問題なし。ゴミは置いていって良いといわれ、おいこのタイミングで使えること言われてもと思ったが、まあしゃーない。


レンタカーも無事レッカーなく。そのまま新居へGoだ。もうこんなクソ住居とはおさらばだ!
と、運転しながらこの先の作戦を考える。新居徒歩1分にコインパーキングがあり、そこに車は置いておくとして、不動産屋からの鍵の受け取りと荷物の搬出どうする、不動産屋の前を通り過ぎて車を停めることになるから行きつ戻りつになるなと思ったが、有効打はなく、そのまま案じたコインパーキングにつっこむ。しかし、止めて歩いて10分。やっぱりコインパーキング止める前に鍵もらうべきだったか。鍵を拾ってすぐさまキックターン。
ここも急ぐ必要があったのが、今度は新居に直接運ぶように発注した新しいマットレスが届くのだ。ここらをうまく受け取らなければならない。さらにガスの開栓。頼む時間通り。戻ってきたところ、まだマットレスは届いてないっぽい良かった。
荷物を新居に上げ下げしているとヤマトに遭遇。クール宅配便のトラックだったがもしやと思い声をかけてみるとビンゴ。しかし受け取ったのは一緒に頼んだシーツだけだった。配達員に聞いても荷物はこれだけとのこと。もしや別便?新居は3階でもちろん徒歩。さすがに荷物持っての階段上下移動は厳しい。が、スーツケース以外は何とかなった。残る布団入りのスーツケースだが、これはさすがには死にかけた。階段が狭いのでうまく力も入らない。落としたら一巻の終わりだ、というプレッシャーの中何とか上げに成功。
しかし終わってみればレンタカー返却までは十分な時間だった。この間にガスの開栓も到着。
そして完璧な時間にマットレスも到着。こちらは佐川で届き、大物と小物で分けているのだろうか。またえらくコンパクトな圧縮されたスタイルで届く。


余裕を持って18時にレンタカーの返却に向かう。調布市内でガスを補充して返却してくれと言われたので、仙川で反対車線のGSに入った。行きに捕捉したセルフエネオスがそこしかなかったのだ。しかし、つつじヶ丘まで行くと順方向にセルフエネオスあったやんとわざわざ行く必要なかったな反対車線。無事にレンタカーも返却し、今日の予定はすべて終了!すべて予定通りうまく行ったことに喝采をあげ、いしいで祝杯とした。

残務処理

翌日曜日、前居に置いたままにして自転車を回収しに向かう。自転車は一緒に運ぶのは不可能だろうと、もともと翌日に回収して乗ってくる予定をしていたのだ。冷蔵庫が9時から12時の間に来るので、まだ涼しい早朝のうちに自転車を回収できればと思ったけど、起きたら7時で間に合わず。大人しく冷蔵庫を待つことにした。すると10時に冷蔵庫着。本当に完璧だ。受け取って自転車の回収へ向かうため歩いて代田橋駅へ向かう。定期の有効活用。雨だと目も当てられないが、きちんと快晴だった。調布から前居までの道はもう今度こそ歩くことはないのだろうなと思いつつ、別に何の感慨もなかったぜ!調布駅近くの大勝軒のラーメン餃子ライスをガッツリと食し、調布よさらば。
昨日同様甲州街道を走っていったが、桜上水からは斜めに突っ切る感じで永福町を抜けて方南町へ向かう。ここも家探しで歩いたルートだ。13時に無事新居到着。これにて引っ越し完了。


総じてイメトレの通り、完璧な引っ越しだったので嬉しい。