そこ、行ってました。

でかけた場所を淡々とメモ。

就職活動、終了です(その二)

 しかし、社会情勢のせいもあろうが、就職活動は2年前と比べて、さらに悪い結果をもたらしていった。今年受検した会社は鉄道会社を中心に15社ほどであったが、一次面接を突破した会社は、わずか一社だった。その一社にしても、OB面接の中での突破だったし、重役面接であっけなく没したものであったから、一般企業には、ほぼお呼びがかからなかったのが、修士課程2年の現状であった。集団面接、個別面接、GD、大きく分けても3つあるし、集団の形式にも色々なものがある、そういった色々なものを受けてはきたものの、結果はすべて芳しくなかった。


 修士生だから無理だったという発想は安直に過ぎるが、しかし、そう言わないといけない程の結果だった。トドメを刺したのが……もうこの場だから言ってもいいと思うのだけれど、酉のバスと電電公社の酉。バス酉は前日に深夜バスで大阪へ向かい、大東洋で身支度して、試験会場に入るつもりだった。ところが、ネクタイとベルトを忘れ、かけずり回って揃え、何とか会場に入った。俺にも集中力がなかったのだけれど、集団面接で、一緒になった二人の学歴との歴然とした差を感じ、俺はすっかりやる気を失ってしまった。*1俺よりも明らかに低いレベルの大学*2をドヤ顔で言われると、逆に俺が悪いことをしているような気になってしまうのである。しかし、大学名を言わないわけにはいかないから、言った時の俺の申し訳なささといったら……*3


 一方の電電公社・酉は、2月中旬に出したあと、長らくレラが来ず、5月末になって突然の不採用通知。何も言わないままの企業も少しおかしいけれど、それだけ期間をおいた後に通知してくる方も変だ。ともあれ、この2つのことで俺はすっかり参ってしまった。


 参ってしまったといえば、唯一残ったJR酉も3月末より長らくレラがなかったのに、4/13深夜に、京都へ帰り翌日の面接の準備をしていた俺に対して、突然の翌日、東京での面接をダブルブッキングしてきた。しかも代替日時の指定を許さず、もちろん受けなければ辞退という状況。俺は、キックターンせざるを得なくなった。そういった状況になっていたのはこちらの都合で、しかも偶然の結果ではあるが、前日深夜に翌日の面接を入れてくる神経は、やはりどうかしていると思っている。もちろん結果は×。同時に、京都での面接も潰された。そういえば、交通費さえ支払われてはいない。


 俺はこれらのことから、すっかり一般企業の「就活」に参ってしまった。そして、公務員試験の勉強に没頭していくことなったのである。結果的には、これが充電期間として、功を奏した形になる。

*1:自己紹介の時に「〇〇大学からきました!××です!」というのは、周りにいるのが、明らかに知人か同等レベルと判断されない限り言うべきではないだろう。

*2:世間的な目線で

*3:とはいえ、この申し訳なさが自信のなさにつながり、結果として不採用につながったのではないかと思うが