村上ファソド

和音ではない。阪神の株問題だが、誰が最初に村上タイガースなんて言ったんだろう。そんなもの作ったら誰が喜ぶ?どれだけ儲かる?それを考えれば儲けることが仕事の(理屈上そうだよな)村上氏がそんなことするはずがないというのは誰の目にも明らかだろう。

この問題に関しては常にマスコミが話を前倒ししすぎるのである。村上タイガースもそうだし、タイガース上場だってそう。村上氏はライブドアーとは全く違う。すわ、M&Aか、って思った人もそもそも、村上ファンドとライブドアーの違いからお勉強しないと。ファンドはあくまで資産を運用し、企業の価値をあげ(これは一部か)、儲けることが仕事。ライブドアーはあくまでインターネットプロバイダーであり、インターネットを通じて何か新しいこと出来ないかな〜って考えるのが仕事(そのために企業をある程度支配する必要がある。)なんだね。

この違いを理解しておけば、よもや村上タイガースなんて考えはぜっっっっったい出てこない。はず。村上タイガースとか・・・マジダサいしな。名前。村上氏は単純に阪神が安いから買った。それだけのことなんだと思う。たまたま、今年は阪神が優勝しちゃったのでは騒ぎが大きくなっちゃったというだけのことなのだ。

証拠に村上氏は阪神との会談後の記者会見でまず謝罪をした。俺はむしろ、阪神にとって企業価値を上げてくれるいい株主なんじゃないかなと思っている(もっとも、阪神の西川社長はそれを突っぱねているが。これに関してはその後の展開を静観するのが吉だな)