間を空けるからだ……
またまた、2ヶ月ぶりになりましたが、多分今後もこんな調子でやっていきます。けども、一応Podcastの裏でやるのがここだからね、ね。
本当は長いネタもあるのですが、多分長いネタを書こうとすると負担になる模様。というか、長いのを書かねばならないという意識。ではどうするか。
長いのを書かない。道理でしょう。
というわけで、単発ネタはついったーで、途中で息を入れるときはこちらで。
今年を勝手に振り返る@Music
というわけで、2年ぶりの俺的紅白歌合戦。
- | - | 俺的紅白2010 | - | - |
- | - | 総合司会:真鍋和 (藤東知夏) |
- | - |
白組司会: kawata0610 |
白組応援団長: 北村聡 |
- | 赤組応援団長: 湯田友美 |
赤組司会: nhk415 |
アーティスト | 曲目 | 開会宣言:蒼樹うめ | アーティスト | 曲目 |
the pillows | Good Dreams | - | 小比類巻かほる | City Hunter |
キャプテンストライダム | キミトベ | - | Lia | My Soul!Your Beats! |
クレイジーケンバンド | 昼顔 | - | My Little Lover | Magic Time |
SUPER BUTTER DOG | コミュニケーション・ ブレイクダンス |
- | Speed | Sophisticated girl |
BUMP OF CHICKEN | 三人のおじさん | - | ラ・ムー | Tokyo野蛮人 |
電気グルーヴ | Volcanic dram Beats | - | HALCALI | ストロベリーチップス |
- | - | - | - | - |
樋口了一 | 1/6の夢物語2002 | - | 彩月 | 鳥になる時 |
槇原敬之 | 二つの願い | - | KOKIA | 夢がチカラ |
泉谷しげる | 春夏秋冬 | - | 鬼束ちひろ | 月光 |
嘉門達夫 | 怒りのグルーヴ震災編 | - | モーニング娘。 | SONGS |
Capsule | 壁についているスイッチ | - | 松任谷由実 | ひこうき雲 |
小田和正 | 伝えたいことがあるんだ | - | meg rock | incl. |
P-Model | サイボーグ | - | 放課後ティータイム | 天使にふれたよ! |
アーティスト | 曲目 | - | アーティスト | 曲目 |
頭脳警察 | 銃を取れ | - | 八神純子 | 明日に向かって行け |
Michael Jackson | Beat it | - | 森川由加里 | SHOW ME |
SMAP | らいおんハート | - | 工藤静香 | くちびるから媚薬 |
スピッツ | 水色の街 | - | 原田知世 | 天国に一番近い島 |
嵐 | a day in our life | - | 小泉今日子 | 風のマジカル |
Kraftwerk | The Robots | - | 大貫妙子 | メトロポリタン美術館 |
Skoop On Somebody | perfume love | - | 諫山実生 | 真夜中のシンデレラ |
- | - | - | - | - |
アーティスト | 曲目 | - | アーティスト | 曲目 |
所ジョージ | 忘れてしまうのであろう | - | 西脇唯 | 7月の雨 |
Yellow Magic Orchestra | LOTUS LOVE | - | 矢野顕子 | 在広東少年 |
森山直太朗 | 生きていることがつらいなら | - | 中島みゆき | 狼になりたい |
ゴスペラーズ | Atlas | - | 菊池桃子 | Carnival |
スネークマン・ショー | 咲坂と桃内のご機嫌いかが1・2・3 | - | 鹿取洋子 | フライトゥチャイナ |
山崎まさよし | 月明かりに照らされて | - | 永井真理子 | 日曜日が足りない |
平沢進 | ハルディン・ホテル | - | 櫻井智 | 憧れに向かって |
審査員:西原加純/peaseed/ベルディモハメドフ/松尾依里佳/夏見円/ニック・ハイドフェルド/池上彰/香川敏幸/三宅雪子/保坂展人
スタッフ
実況:山崎弘也
解説:増田明美
大道具:「オレワン」スタッフ
小道具:田代まさし
スタッフ指導:餃子の王将
場内アナウンス:りんかい線大井町駅元係員
イメージキャラクター:せんとくん
広報:ロイホたん・NHKPRの中の人
衣装: 山中さわ子(真田アサミ)
その他スタッフ:コミックマーケット準備会スタッフ
会場:韓国ヨンナムサーキット
簡単な解説
- 中学受験をした
判断推理、数的推理は半数以上が中学受験レベル(全国模試偏差値60程度の上位校レベル)。理科系統、社会系統の問題も半数近くが知識の範囲。その他、そもそもの試験慣れ、勉強慣れ、などの精神的な要素にも強い。
- センター試験をした
上と同様。ただし、数学はそこまでの高等数学はほとんどでない(理系試験としての数学のみ)ため心配することはなし。逆に理科、社会はほとんどセンター試験レベルの試験。
- 受験勉強をした
試験慣れ、勉強慣れ。
- 地歴公民理科がわりと得意だった
もちろん、試験問題として得点源にもなるが、それ以上に暗記物が得意という自負につながる。
- マンガ日本の歴史、世界の歴史が家にある
仮に歴史が苦手でも、歴史の流れを大まかに楽しく読むことができる。試験問題としても、3割〜5割は取れる。
- 小学校の算数が好きだった
判断推理、数的推理対策
- 条件文クイズ・パズルが好きだ
判断推理対策
- 借金取りの漫画・映画をよく見る
民法と一部行政法が具体例を通じて非常によくわかるようになる。特に、債権や担保物権の話には明るくなれる。個人的には『ナニワ金融道』『ミナミの帝王』などがオススメ
- 数学アレルギーがない
やはり、判断推理、数的推理対策。そして経済分野にも計算が多い。
- 大学の専攻が試験科目と被る
単純に知識があるということで、スタートラインですでに前に行っていると言えるし、勉強していく過程でも頭に入りやすい。
- 妄想が得意だ
すべての分野にいえるが、とりわけ法律分野においては、判例を覚えてナンボの憲法、行政法、あるいは判例をあげながら問題が出題される民法など、実例を用いた問題が多い。その時に情景を妄想できると、よりわかりやすく条件を捉えられる。
- 気になることがあれば、すぐに調べる
新しい知識を細目に調べることで、定着度が増す。
- いつでもアンテナを張っている
普段のニュースからでも勉強はできる。時事問題だけではなく、法律関係や経済も当てはめて考えてみることができる。
公務員試験にで有利な人
- 中学受験をした
- センター試験をした
- 受験勉強をした
- 地歴公民理科がわりと得意だった
- マンガ日本の歴史、世界の歴史が家にある
- 小学校の算数が好きだった
- 条件文クイズ・パズルが好きだ
- 借金取りの漫画・映画をよく見る
- 数学アレルギーがない
- 大学の専攻が試験科目と被る
- 妄想が得意だ
- 気になることがあれば、すぐに調べる
- いつでもアンテナを張っている
◯が多ければ多いほど、有利です。
厚木に安い飯が集結
というわけで、今日はいつもの淡々とした感じよりかは、少しずれたはっちゃけた感じで、厚木で行われているB-1グランプリのレポートをしたいと思います。
えと、B-1グランプリを知らない方って……いませんよね。知らない人は手を上げてー!俺は怒らないから。まあね、そんな方へはggrksという言葉をね、かけてあげたいと思うのですが、今日は特別に、B-1グランプリについて説明しておきましょう。
B級ご当地グルメとは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理のことを言います。その「B級」の日本一を決めようというのがB-1グランプリです。
全国にはB級ご当地グルメでまちおこしをしようと活動している団体が数多くあり、その団体・グループが手を組み、お互いの活動を盛り上げていこうという趣旨で「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)」を結成しています。
B-1グランプリは、この愛Bリーグと地元実行委員会の主催により毎年開催されており、厚木大会が5回目の開催となります。
B-1グランプリでは、来場者された皆様にご当地グルメの食べ比べ(有料)していただき、お気に入りのご当地グルメに、使用済みの箸を投票してもらいます。最終日の集計で最も多くの箸(重量)を獲得したご当地グルメがその年のグランプリとなり、金の箸トロフィーが授与されます。つまり、あなたの清き一票(一膳)が今年のグランプリを決定します。
http://b-1gp.jp/
というわけで、後輩3人を駆りだし、厚木まで行ってきました。なお、今回は「ひとりで勝手にB-1グランプリ」ということで、食べたものに関して、私の好み100%で点数を付けてみようと思います。項目は「手際・うまさ・インパクト・景品・街のPR」 まず、B級には、すぐに出来てすぐに食べられる「ファスト・フード」的な感覚が求められるでしょう。そこで「手際」。列の進むスピードはお客を多く取り込めるかどうかにもつながるわけですし。「うまさ」はそのまま。「インパクト」は、珍しいとか、目を引くとか、そういった観光資源的な効果があるかどうか。「景品」は食べ物以外にもパンフレット等の物を作って、宣伝効果をさらに高めているか。そして、「街のPR」はその街の良さをPRしているか。どのB級グルメも目標の一つとして、それを観光資源にして、街に観光客を呼び、経済への波及効果を期待するということがあるでしょうし。
9:30に会場に着いて、まず並んだのは……金券ショップ。ええ、高校の学園祭の模擬店じゃないですが、基本的に金券のみが利用できます。*1恐らく、回転速度の効率化と、入場整理、衛生管理などを行っているわけでしょうな。なお金券一枚は100円で、1,000円単位で買うことが出来るようです。残念ながら、余っても返金はできません。ただ、市内のローソンやミロード各店舗などでも9月中なら使えるようなので、帰りに使う手立てには困りません。(……のはずですが、使える店舗の表示が小さく、その店舗で使えるかどうか、分かりにくいことが多いです。これはB-1グランプリのHP、このチラシを掲示している厚木市内の店舗でお買物が出来ます。の中で紹介されているので、事前に調べておくのが良いでしょう。というか、このアナウンスはもっと周知徹底してもらいたかったです……パンフレット等で)
さて、私含めて4人は、まず自分の食べたいものを目指して解散。私はこの前の江の川の旅で一瞬ながら通り過ぎた府中市から出店の「府中焼き」の待機列へと参戦。他の周りと比べて若干列が短いように見えた……?ので。9:56に若干前倒ししてスタート。「府中焼き」はものの10分ほどで買え、集合場所へ行くと、既に一人が「奥美濃カレーひっちゃく棒」とともに帰還。残り二人も15分ほどで帰ってくる。手近な陰を探し、第一ターン。
No.1:府中焼き(広島県府中市)http://www.fuchucci.or.jp/okonomi/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-39.htmlより引用。
私が最初に並んだのがこちら。府中といえば……競馬?いや、それは東京の府中市だから……日本にはもうひとつ府中市があって、それが広島の府中市。中央東部に位置し、家具の街として有名ですが、この地には、ご当地お好み焼きがあって、その名も「府中焼き」。
牛や豚ミンチを使い、その脂で外側のソバがカラッと焼き上がり、もやしは入れず、キャベツとミンチの旨みが一体となり、中側はフワッと焼き上がったお好み焼き
まず「手際」は、開始直後ということもあって、普通。特に加点も減点もなく、会場的にも、並ぶがままに買えたので、良いのかも。
さて、食べてみたところ、うん、これはまさしくお好み焼き。広島らしくそばがトッピングされたモダン焼きスタイル。うまい。うまいんですが、これはお好み焼き。若干「インパクト」に欠けるきらいが……多分何も説明されずに食べれば、単なるお好み焼きとして通過してしまいそうな、そういうオーソドックスな仕上がりに*2
むしろ「景品」の力の入りようがすごい。うちわに「府中焼きMAP」、10/3開催の「ふちゅう玉手箱市」と「府中焼きフェスタ」のチラシなど、モノによる府中焼きPRはすごい。府中市の観光協会のパンフもいただいてしまい、「府中市」をPRしたいという意気込みは強かった。これは東京の府中市も金一封ぐらい包んでもいいのではないだろうか。
No.2:奥美濃カレーひっちゃく棒(岐阜県郡上市)http://www.okuminocurry.com/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-30.htmlより引用
郡上市からは2チーム出てきていて、タッグマッチなのかはたまた郡上ダービーを繰り広げているのか定かではない*3ですが、その片割れがこちら。「カレー」が主体でその中でも「ひっちゃく棒」は市内5店舗で食べられる模様。
「五平餅」をヒントに、ご飯を竹串に練り付け、その上から豚バラ肉をご飯を覆うように巻きつけます。その上から、郡上味噌を隠し味に使った特製ルーをかけると奥美濃カレーひっちゃく棒のできあがり!「ひっちゃく」とは郡上の方言で「たまたま」という意味で、カレー職人が酔っぱらったときにひらめいてひっちゃくでできた
「シェフの気まぐれサラダ」臭がします。
「手際」は……並んでたわけではないのですが、一番先に帰ってきてたのと、物がモノなので、かなり手早く食べられると思われます。
「うまさ」は、カレーなので、まあ大体にうまいなと。カレーってある程度の水準ならたいてい誰でもクリアできますしね……*4出汁の取れた、うまいカレーの域ではありますが。豚バラ五平もちにカレーという部分、「インパクト」はある方かも。
そういえば、奥美濃カレーには「Cちゃん」というキャラクターがいて、これが吉田戦車のマンガに出てきた「さむいね、兄ちゃん」って言う宇宙人にわりと似ている。どこもキャラクターが出ていたけれど、グッズがあるというのがなかなか……
No.3:甲府鳥もつ煮(山梨県甲府市)http://www7b.biglobe.ne.jp/%7Etorimotsu/
ご当地グルメ「甲府鳥もつ煮」でまちを元気に!「甲府鳥もつ煮で みなさまの縁をとりもつ隊」オフィシャルサイトより引用
ネタバレですが、初日トップを取った甲府鳥もつ煮。山梨といえば、ほうとうとか、煮貝*5といったイメージが強いのですが、このまま、一気にスターダムを駆け上がるのかもしれません。
少量のタレを使い強火で短時間のうちに照り煮します。水気が飛んで飴状になったタレで鳥のもつをコーティング、旨味をぎゅっと閉じ込めて照りを出します。
蕎麦屋が作っているというのが、ポイントです。
「手際」……明日は混雑が予想されるので大変かもしれませんが、普段は「少量のタレを使い強火で短時間のうちに照り煮」するため、かなり手際よく作られることと思われます。
で、「うまさ」なんですが……実は私はこの手の味が少々苦手。レバがモツの中で苦手なので、そういう意味では残念なことになりました。キンカンも似たような食感ですし。他にはないということで「インパクト」は高いのですが。
グッズとかPRの類は……正直わかりません。可もなく不可もなくか……ただし、初日トップということで、そういった宣伝効果は大きなものがあるかと思います。……すまん、鳥もつ煮には何の恨みもないのだけれど、私が苦手というのが、ほんとうに残念な個人評価につながった。
No.4:津山ホルモンうどん(岡山県津山市)http://horumon.sblo.jp/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-37.htmlより引用
同じく初日2位のホルモンうどん。後輩の引きの良さには恐れ入る。津山市といえば、稲葉浩志か、平沼赳夫か、急行つやまか、津山事件か、中国自動車道か、と結構話題には事欠かない津山市に、さらに名物津山ホルモンうどん。
津山地域は和牛の産地で、30年以上前から焼肉店や鉄板焼店を中心に人気を博してきたメニューです。味付けは、醤油や味噌などをベースにして各店が独自にブレンドした自家製だれを使用しており、食べ歩きをすることで店ごとの味の違いを楽しむのがおすすめ
現地で食べるのが楽しいようですね。
「手際」は、例によってよくわかりません。明日も混むだろうけれど、物そのものは甲府同様、あまりかからない……はず。
これは、うまい。うますぎる。風は語りかけないだろうけど。逆にこっちのモツは好きで、やや甘めのタレも◯。ホルモン+焼きうどんはなかなかない。というか、ホルモン自体、昔は当地でしか食べられていなかった庶民フードですから。
パッケージの包みに、津山朝日新聞2009/10/19の夕刊の一面が使われている。といっても一部分だが。どうもこれは新聞の一部をトリミングして、包み紙として利用した模様。去年の「津山まつり」の模様で、物は良いのだが、字が若干小さいので、これは読むのに少ししんどいかもしれない。そして、ホルモン焼きそばネタは特に書かれていないという罠。
ここで、一回目を食べつくし、のそのそと次のターンへ。先ほど同様、4人でバラバラに散り、また4ヶ所のB級グルメをかき集めてくることとなった。
B級グルメでまちおこし。
そして、時間切れとなった。
では、私の集計結果。「ひとりで勝手にB-1グランプリ」の優勝は、
府中焼き
でした。あれほど、地味地味と言ってましたが、うまかったのは事実だし、景品やPRの用意は他の追随を許しませんでした。*1その2種目で力を発揮し、第一回「ひとりで勝手にB-1グランプリ」に輝いたと言えます。
手際で目立ったのが「北上コロッケ」と「足柄まさカリー」。いずれも、手早く作れ、そして手早く食べられるという*2部分を高評価。「鳥取ちくわ」も手際を買いましたが、反則という説もあるので、今ここで作ったもの、に限って加点をしています。味は「府中焼き」の他、「津山ホルモン」「太田焼きそば」「袋井たまふわ」あたりを評価。先三つはタレと油を、「たまふわ」はその良心がよかった。インパクトは「甲府鳥もつ」。料理法と、なかなか食べない部位を饗している点で高評価。本家グランプリでも、大本命に押されているしね、今回。「景品」は「鳥取ちくわ」が圧勝。何も言うことはない。「PR」では「府中焼き」がやはりトップ。うちわに地図まで頂きまして、すばらしいPRをされていると思います。また行かねば。
番外編として、さらに2〜3書きたいことはありますが、とりあえず、ここで一旦締めたいと思います。初めてB-1グランプリに参加して、各地域の特色、ご当地の味、雰囲気、などなどを味わうことができて、すごく楽しい経験となりました。もちろん、本当にそれを味わうには、現地を訪れることが何よりなのでしょうが、その試供品?demoプレイ?はたまた、お試しコース?なのかはわかりませんが、そういった体験ができるという意味において、なかなかおもしろく、そしてこれはご当地とを結ぶ架け橋たりえる、そういった印象を受けました。おそらく、これは出店されている方々も同様、出店者同士の交流も兼ねられていることでしょう。街同士のコラボレーションや対抗戦など、これから始まるつながりも数多くありうるんじゃないか、そういったことを思いました。
惜しむらくは、今回、ほぼ予習なしで行ったので、補足できなかったB級グルメがまだまだたくさんあったことです。来年も参加を誓うとともに、来年はすべてのB級グルメに対して評価し、また楽しむことが出来ればと思います。それでは、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。ごちそうさまでした!!
集計結果
お品書き | 手際 | 味 | インパクト | 景品 | 街のPR |
---|---|---|---|---|---|
府中焼き | 良 | 優 | 可 | 良+ | 優 |
奥美濃カレー | 良 | 可 | 良+ | 可 | 良 |
甲府鳥もつ | 良 | 良 | 優- | 可 | 良 |
津山ホルモン | 良- | 優 | 良 | 良 | 良 |
すその水ギョーザ | 良 | 良 | 可+ | 可 | 可 |
北上コロッケ | 優 | 良+ | 良 | 可 | 可- |
太田焼きそば | 良 | 優 | 可 | 可 | 良 |
久留米やきとり | 良+ | 良 | 良 | 可 | 良 |
足柄まさカリー | 優 | 可 | 可 | 良 | 可 |
鳥取ちくわ | 優? | 良- | 良 | 優+ | 良 |
袋井たまふわ | 不可 | 優 | 良 | 良 | 良 |
三崎まぐろ | 良 | 良 | 良 | 良 | 可 |
ただ売上を伸ばすだけなら「あっさり」+「手際」
30分ほどして、拠点に全員帰還。第二ターンがスタート。
No.5:モロヘイヤ入りすその水ギョーザ(静岡県裾野市)http://www.susono-gyoza.jp/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-23.htmlより引用
裾野市と書いて「すその」とすんなり読めるNot関東人はそんなにいないんじゃないかと思います。と否定的な書き方ですが、一方で裾野はまさに富士山の裾野のことで、大変風光明媚なところである。さて、そんな裾野市は日本一餃子が好きな街、だそうです。
地元産モロヘイヤを乾燥させた後、パウダー状にして小麦粉に練りこみ皮を完成させ、同じく地元産茶葉成分を具材に使用した水ギョーザ
水餃子って日本じゃ2番手の扱いですよね。何故か。中国ならポピュラーなのに。
2番目に私が並んだのが、ここ。空いていて、しかも手際もよく、すぐに受け取ることができた。ついでに飲み物も買えたぐらい。本場でも、ある程度作りおきされていれば、すぐに食べられそうです。
味は、熱々を頂きたいが、冷めても十分うまいといった感じ。夏はむしろ冷製で頂きたい。水餃子の魅力は肉汁とだし汁のハーモニー。モロヘイヤを練りこんだところがミソ……のハズなんだが、バリバリモロヘイヤを食っている身としては、あまりモロヘイヤの風味がしなかった……と感想。
早くスルーしてしまったせいかもしれないですが、PRがもう一つ伝わってこなかったのが残念。ともすれば、あまり印象に残らないような、そういった感があったのは、何もあっさり味のせいだけではあるまい。と思いたい。
No.6:北上コロッケ(岩手県北上市)http://www.city.kitakami.iwate.jp/sub03/bussan/bussan01/page_1200.html
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-09.htmlより引用
北上市……新幹線も通る岩手県中部の都市。かつては北上川を利用した水運業、昭和40年代には工業誘致に成功、第二次産業も盛んで、今なお交通の結節点として、なかなか堅実、実直な都市運営をしています。そんな北上市では二子芋という里芋の生産が有名。
トロッとした里芋独特の粘りが特徴です。アスパラガス・県産和牛(きたかみ牛等)・しらゆりポークがさらに旨みを引き出しています。
ご当地の名産を集めると、コロッケが作れる。と気づいたんでしょうな。
コロッケなので、手軽に食べられるのが最大の利点。食事でもおやつでもいける。仕込みこそ、時間がかかるけれど、パン粉まで付けておけば、あとは揚げるだけで、簡単簡単。
さて、普通はじゃがいもが使われるところに、里芋が使われているわけですが、この里芋のトロっとした感じがなかなか。多分、じゃがいもよりも原価上がっていると思いますが、里芋ってこんなにうまかったのか。甘みに◯。ホクホク感の好きな方にはちょっと……かもしれないけれど、少なくともインパクトはあるのかも。
北上は観光資源にもう一つ恵まれている感じがしない……隣が花巻なので、そこで割りを多少食っている。しかし、北上コロッケを売り出すのであれば、もう少し宣伝してもいいのではないか。少なくとも、HPが市役所頼みというのは……ぜひ、独自のサイトを作って、もっと盛り上げていって欲しいものである。
No.7:上州太田焼きそば(群馬県太田市)http://chobee.jp/otayakisoba/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-13.htmlより引用
最初、「おおたし」と聞いて私が連想したのは「大田市」だったんですよ。そう、島根県、石見銀山で有名な。そうしたら、群馬県の「太田市」でした。こちらは富士重工が有名で、邑楽郡大泉町同様、ブラジル移民が多く、社会の教科書で知っている方もいるかも知れません。
特徴的な太麺に吟味されたソース。具は、キャベツのみ。「十麺十食」を謳う太田焼そばの中のスタンダード、青のりと紅しょうがをのせた昔ながらの焼そば
府中といい、太田といい、工業都市ではB級グルメが発展する傾向にあるのかもしれません。
シンプル・イズ・ベストと掲げるあたり、すぐ作れるのが魅力的。何せ用意するのはキャベツだけでいいので。実際会場でも、回転は速かったようですし。
そして侮るなかれ、ソースが決め手。「キャベツうめえ〜」な私としては、それも嬉しく、変に肉が入っているよりかはこちらの方がうまいと思ったほど。その分、インパクトに欠けるきらいはあるけれども。
PRパンフや街のPRもシンプル・イズ・ベスト……?後輩が買いに行ったものの、パンフのたぐいは確認できず。HPを見る限りでは、市内55店舗以上の焼きそば屋があって、それぞれに違う味を創成している感が伝わってくるので、この熱気が伝わってくると楽しいのかも。津山に似ている、とも。
No.8:久留米やきとり(福岡県久留米市)http://www.kurumeyakitori.or.jp/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-43.htmlより引用
串焼き文化の世界的な傾向として、上手く新鮮な肉が手に入るところで発展する。という至極当たり前なことですが……久留米も臓もつ屋が多く、新鮮な内臓*1が手に入りやすく、それを焼いて賞味した、というのがそもそものきっかけのようす。
店ではまず酢ダレのかかったキャベツが出る。基本は塩焼きで、肉の間に玉ねぎが挟まれている。豚、牛、鶏が混在したスタイルで、創作巻物も豊富。珍しいメニューに「ダルム」(主に豚の小腸)やセンポコ(主に牛の大動脈)など
店の裏で大量に焼いていました。居酒屋でも焼き鳥はクイックサービスの部類に入りますからね、手際には問題ないでしょう。ただし、混んでいますが。
味は……うまいんですが、若干冷ましてしまったのは、私のミス。焼けたところから、熱いのを頬張るというのが正しい食べ方でしょう。臓もつ系が中心ということで、インパクトはまあまあ。ただし、ご当地では変わり種も多々あるみたいです。今回、3種類しかなかったのは残念。
久留米はもうすぐ九州新幹線が開通し、かなり行きやすくなる……はず。それと絡めた宣伝もありかなと思うのだけれど、やはりPRの類は確認できず。HPの方は店の地図まで入っていて見やすく、またイベントも多く行われているようで、楽しめる街にはなっているようです。
というわけで、第2ターンが終了。終了のお知らせの一人を残し、さらに会場へと散ります。次のターンでは予てから気になっていた、袋井宿の「たまごふわふわ」を目指していきますが……これがものすごい混雑。後輩の「並んでますよ」という言葉に甘えて、こちらは鳥取とうふちくわ、余勢を駆って足柄まさカリーと連続gt。「たまふわ」の待機列は殆ど動きがなく、しかも相当時間がかかっているようなので、本拠へ帰ることに。そして、足柄まさカリーのパンがカレーを吸って、ぐしゃぐしゃになりかけていたので、見切りで食べました。
No.9:足柄まさカリー 黄金(きん)のポット(神奈川県南足柄市)http://www.kintaro-project.com/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-18.htmlより引用
カレーを売りにしているところは全体で5件。場合によっては米以外の食べ方を推奨しているところも多く、ここはパン。先ほど、奥美濃カレーのところでも少し書きましたが、カレーはあまり郷土食を出すのに使いにくいんですよね……何故ならカレーはある程度の水準なら誰でも作れるので、一方では特色が出にくい、という欠点もあるわけです。
足柄牛100%&ゴボウ入り(金太郎の息子「金平(きんぴら)」に因んだ)の新食感カレー
という触れ込みですが……
会場での「手際」は恐らく、出場店舗中、No.1かNo.2に入ります。大量の焼き器でフランスパンを温め、予め刳り抜いてある真ん中に、カレーを注ぎこむ。それで完成。手早さ◎ですが、これは地元では……?
味は……うん、カレー。牛もごぼうも入っているんですが……カレー。やっぱりカレーの圧倒的な個性の前に消え去っています。カレーは好きだけどね。こうなると、単なるカレーパンになってしまい、おまけに写真にあるようなチーズも乗っかっていないので残念……
かと言って、足柄地域一般を盛り立てるような、そういったイベントもやっていなかったですし、包み紙は個性的でしたが、それが何かにつながると言われれば……あと、出たところでダックレース用の「アヒル隊長」を配っていたり、ご当地戦隊モノとの記念撮影をやっていたりして、PRにはなっていた反面、販売の流れを留める形になっていたのも残念。スピードがあっていないのではないかと……
No.10:鳥取とうふちくわ膳(鳥取県鳥取市)http://www.tottori.to/chikuwa2/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-40.htmlより引用
鳥取と島根がどっちだったか、鳥取だったか取鳥だったか、そういうことを言う人がこのWeblogにはいないと信じています。さて、前知事の片山善博氏が総務大臣に指名され、注目をあびるんじゃないかと思われる鳥取のとうふちくわ。
"ふっくら食感"、続いて広がる大豆の甘い香りに、噛めばジワッと魚の旨み
ちくわは「並列の原則を無視している」等と言わないでください。
えと……すでに出来上がった竹輪を搬入・販売しているわけですから、手際とかそういったこととは無縁です。私はわずか30秒で手に入れることができました。これは圧倒的最短記録です。
そして、ふっくら食感を期待して食べてみると……まあ、確かに紀文の竹輪よりは柔らかい感じがします。ふっくらには期待をかけすぎたかも……変わり種含めて全7種、この種類の豊富さは他にはない、お得なサービス品だったと思います。それゆえにインパクトは◯。
それにしても、ここの景品のレベルの高さは破格。とうふちくわピザの作り方や、ちくわ膳のお品書きが添えられていましたが、圧巻はA3の「熱気(あつぎ)うわさのチャンネル」と「とースポ」ここで語るには惜しいネタなので、番外編として別添したいと思いますが、とにかくこれらの気合いの入れようはすごく、この部門に関してはダントツのトップ。ぜひ、他の出店者もパクるといいと思うよ!
No.11:袋井宿「たまごふわふわ」http://www.fukuroi-hot-navi.jp/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-25.htmlより引用
並ばせていた後輩が帰ってきたのはなんと1時間後のこと。労をねぎらいつつ、さっそく「たまごふわふわ」へ。袋井宿は東海道五拾三次の27番目の宿場町で、五十三次→(53+1)/2=27ということで、実は京から数えても27番目の宿場町。丁度真ん中にあたる*3宿場町で、江戸時代から饗されてきたのがこの「たまごふわふわ」。
朝食の膳に載った玉子料理です。日本最古の玉子料理で将軍家の饗応料理の献立の一品でもありました。
将軍の饗応料理がB級グルメって、発案者は切り捨てされてもおかしくないような……
何故後輩が一時間もかかって帰ってきたか、というのは一言でいうと「手際」が悪い、というか手間がかかるから、ということでした。卵を泡立て器でひたすら泡立てふわふわにするというのが、この料理のミソですが、それにとにかく時間がかかってしまい、結果、大行列を産んでしまった、ということが真相のようです。残念。
さて、待ったかいのお味は……確かにあっさりしていて◯。これなら朝弱い人でも、スルッと食べられるます。そして、タレと油が跋扈するB級グルメ界において、このあっさりは「貴婦人」と称されても自然なことでしょう。不思議な食べ物、ということで、インパクトもなかなかのもの。
街のPRパンフが配られており、袋井宿の大まかな様子が分かります。そこで、各店舗の「たまごふわふわ」が紹介されているのですが、それぞれに個性があって、是非とも行ってみたいと思わせる、そういったパンフとなっています。シンプルながらなかなか。
そろそろ3時をまわり、店じまいをするところが出てきました。狙っていた「四日市とんてき」「めいほう鶏ちゃん」「出雲ぜんざい」はいずれも振られ、最後に食べることになったのは、こちら。
No.12:三崎まぐろラーメン(神奈川県三浦市)http://www.mmramen.com/
http://b-1gp.jp/info/2010/07/hon-menu-15.htmlより引用
ここも相当後の方になっていて、私の30人あとぐらいの人で完売となっていました。コンスタントに売れていた印象があるので、コンスタントに売り続ければ、終わりまでに完売すると、そういうふうになっているようです。さて、三崎といえば、三崎まぐろ。まぐろはなかなかオールマイティな使い方ができますが、ラーメンですか。
まぐろラーメンのスタミナバージョンだ!濃厚な餡(あん)の旨味が、スープに伝染するため、スープはもはや至福のひと時状態。
終わりだったから、店の人にもラストの気合が入ったのか?滞りなく進むはず……が、出口のところでまぐろ辣油や酢といったトッピングが用意されていて、そこで若干の混雑。最繁忙期にはどうだったんだろう……あまり流れが良くなかったのかも。客の手際は基本悪い。
さて、とろとろのスープという触れ込みですが……うむ、これはもはやドロドロである。それはそれで、天一的なウマさがあっていいのですが、これは受け入れられるかどうか、その境の議論がなされる可能性がある。その分インパクトはあろうが。
終わりだったからか、パンフは無かった。ただ、端にあるブースの特性を生かし、三崎らしいオブジェクトが置かれていたのは、手頃な記念撮影にも使えてよかったかなと思います。